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撮影

2009.10.21 (Wed)

先週末、萩切り子グラスの撮影をしてきました。

萩ガラスは、地元・笠山から産出される玄武岩から作られますが、
この玄武岩には鉄分が多く含まれているため、
出来上がるガラスは、淡いきれいな緑色をしています。

そんな萩ガラスで作られる切り子は、
緑の本体に藍色を被せ、それに文様を入れていきます。
↓こんなグラスたち。

kiriko-set

藍と淡い緑。

微妙な光をコントロールして、
この2色をきれいに出す。
これはカメラマンの腕にかかっています。

この日の撮影でも、いつもお世話になっているカメラマンの清水さん提案のセットで、
ステキな写真を撮っていただきました。

24種類の文様の切り子グラス用には、
白壁をバックにした、
さわやかな、透き通るような印象のカット。

10面カットの切り子グラス用には、
ピンクベージュのバックを使った
やわらかく温かな印象のカット。

photosho-gamen

今日撮影した写真は、
展覧会や座談会のとき会場のどこかにセッティングしますので
ぜひ見てくださいね!
お楽しみに!
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10:30  |  萩ガラス  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

萩ガラスの歴史

2009.12.10 (Thu)

先日「Rain on the Roof」で開催された展覧会では、
多くの「ガラスファン」「幕末ファン」の方に見に来ていただき、
ありがとうございました。

萩ガラスというのは、歴史と稀有な特徴のある、個性的なガラスです。

ここで、簡単にご紹介していきましょう。

◆萩ガラスの歴史

~幕末の長州で興ったガラス~

長州藩の科学者で、蘭学者・翻訳家・通詞でもあった中嶋治平が、
1859年(安政6年)に、萩の殖産振興のため
ガラス製造の必要性を唱え、
藩主・毛利敬親に建白書を提出し、
翌年の1860年(万延元年)萩ガラスの製造がスタートしました。

製造所は八丁南園内に設置され、
吉田牢判江舟山から産出する水晶石を原料として盛んに製造されました。

萩ガラスの透明感ある美しさは朝廷や公家等からの評判が高く、
薩摩の島津公も非常にご愛玩になられ、
その製法を尋ねたり、職人の貸出要請があったほどなのです。

しかし動乱の時代にあって、
中嶋治平の病死と、製造所の火災という不運が重なり、
萩ガラスはわずか7年でその幕を閉じてしまいました。

~幕末の志士も愛用~

わずか7年の間でしたが、
長州藩では萩ガラスは盛んに作られ、
高杉晋作、大村益次郎(村田蔵六)、周布政之助らが愛用していたグラスが、
現在でも残っているのです。

なんてロマンチックな話ではないですか!

幕末の風雲の中、
彼らは萩ガラスのグラスに酒を注ぎ、
攘夷論を交わしていたのでしょうか?

もしかしたら、歴史上に残る出来事が話し合われた席に、
これらのグラスがあったかもしれません。

萩ガラス工房では、この3志士が使っていたグラスを復刻しました。

左から、高杉晋作グラス、大村益次郎酒盃、周布政之助ワイングラスです。

0210_3shu2

次回は、3人の志士が愛用していたグラスにまつわるお話を
ご紹介します。
17:38  |  萩ガラス  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

ひょんなところで

2009.12.15 (Tue)

先週、座談会実行委員会の“来年も頑張ろう会”をしました。
その場で、ちょっとびっくりの、出会いがあったので、お伝えしますね

会場は、恵比寿の「マッシュルーム」というフランス料理のお店。

091215cordinate

オーナーの山岡さんは、きのこに魅せられ、
日々きのこを探しに野山を歩く日々。
お店でも、きのこを使った料理が自慢です。

この日は、「3種のきのこの前菜」から始まって、
「まつたけのフランと岩ガキの赤ワイン煮」
「子牛とフォアグラのトリュフソース」
「きのこのリゾット」まで、
すべてきのこづくしでした。

091215marinnet091215fri
091215oyster091215risotto
091215chese091215dessert


そして一連のお料理が出終わって、オーナー・シェフの山岡さんに、
「私たち萩ガラスに関するお仕事をしているのですが、萩ガラスってご存知ですか?」
と聞いてみると、
「あ、萩ガラスなら、このお店にありますよ!」と!!

スタッフ一同「えーーーー?!」

091215stump実は店内にも、
様々なきのこ関係のグッズが飾られているのですが、
入口を入ったところにはガラスのショーケースがあり、
中には、山岡さんが世界中を回って集めた、
きのこの置物コレクションがいっぱい!


その中に、見覚えのある淡い緑のガラス製のきのこが
かわいい顔を出しているではありませんか!!


091215hagiglass

「まさか、ここで会うとは!!」
と思うような場所で出会ったので、
まるで懐かしい恋人に再会したような気分になってしまいました

皆さんも、どこかで萩ガラスに出会ったら、
ぜひここでご報告お願いします!

14:30  |  萩ガラス  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

三志士が使っていたグラス ~高杉晋作グラス~

2010.01.12 (Tue)

萩ガラスというのは、歴史と稀有な特徴のある、個性的なガラスです。

この萩ガラスをご紹介する第2回目。
(第1回目はこちらから)
今回は、三志士愛用のグラスのうち、
高杉晋作グラスについてご紹介します。

◆高杉晋作グラス

19歳で松下村塾に入塾し、松陰の教えを受けた晋作は、
士分・百姓・町人を問わず、志のある人々を集めた奇兵隊を結成して、
幾度の戦いにも勝利を収め、
長州藩を倒幕に方向づけた立役者。

「動けば雷電の如く、発すれば風雨の如し」と
伊藤博文に言わせたほどの素早い行動力の持ち主でしたが、
その一方では三味線や唄をたしなむ風流人でもありました。

kakejiku2その晋作が
奇兵隊幹部の福田侠平に贈ったと伝えられる
『自画自賛』という自筆の書には、
足付きのグラスで酒を呑む自分の姿を描いています。

書の意訳は、
「世の煩わしさから離れ、酒瓶だけを相手に一人酒を飲む。
酔って肘をまくらにうたた寝すれば、一体誰の夢を見るのだろうか」
というもの。
このグラスがよほどお気に入りだったのでしょう。



そのグラスを復刻させたのが、こちら

shinsaku_glass

下関市の東行記念館の「高杉家史料」にある晋作愛用のグラスには、
江戸時代末期の日本では製造されていなかった『10面カット』が施されています。
当時切り子グラスは12面カットが一般的で、
10面カットはヨーロッパで人気のデザインでした。
このグラスのデザインは、
新しいもの好きの晋作の性格にもフィットしたのかもしれませんね!

12:30  |  萩ガラス  |  Trackback(0)  |  Comment(0)

江戸切り子のカット体験

2010.01.18 (Mon)

わたくし夏みかん、萩ガラスに関わるようになって、
やはり自然と、関心を向ける分野も広がっています。

先の「萩ガラス座談会」に、
「グラスウェアータイムス」の記者さんがいらしていたのですが、
そんな専門紙があったのですね~!

長年情報誌・専門誌の編集に携わっていた夏みかんとしては、
“紙・誌”と名のつくものには、
どうしても目が行ってしまいます。

早速その「グラスウェアータイムス」を取り寄せてみたところ、
「萩ガラス座談会」の記事とともに
「東京グラスウェアショー」なるイベントがあることを発見!

夏みかんも、ガラスに関わる者の端くれとして、
やはり見ておかなければいけないガラスの世界。

ということで、先週金曜日、
「東京グラスウェアショー」に行ってきました。


なんといっても最も興味をそそられたのは、
江戸切り子のカット体験。

萩切り子を扱う者としては、
薩摩切り子・江戸切り子という2大切り子については、
やはりちゃんと知っておかなければいけません!

江戸切り子は、その長い歴史の中で途中途絶えることなく
その技術が継承されてきました。
そんなすばらしい技術を持つ切り子職人のおじさんに教わりながら、
カットを体験してきました。

100118kikai
これが切り子文様をカットする機械。
くるくる回っている刃?やすり?の部分は、
一番硬い石、ダイヤモンドでできたホイールです。
刃には形や幅、深さによって、いろいろな種類があります。
ここでは「500番」という細かい目の刃でした。

まずは、「割り出し」といって、
図柄の印や線を下書きします。

同行した社長と二人、いきなり
魚子模様にしようかしら?」
「やっぱり、八角篭目じゃない?」なんて
冗談で専門用語を使ってみたら、
おじさんに「そりゃ無理だよ」と一笑に付されてしまいました

100118hakkaku_kagomeちなみに、八角篭目ってこんな文様。
萩切り子だと→これ
ちょっと冗談にもほどがあるって感じで…
スミマセン


で、おじさんが「じゃあ、こんなのやってみれぼ?」といって
社長のお皿に割り出ししてくれたのが、「矢来」の文様。
私は、グラス側面に「縦縞」、底に「十六菊」を切ることに。

100118shitagaki

100118kiriko_sagyou

最初、手元がブレたらいけないとかなり緊張して始めたのですが、
結構まっすぐにできました。
ただ、最後の切り終わりのときにスーッと離さないと、
周囲にキズが付いてしまいます。
そこのところ、気を使いましたが。

で、出来上がりはこんな感じ。

100118dekiagari

でも本物の江戸切り子のグラスは、こんな感じ。

100118edo_kiriko
100118arare

上は藍を被せたもの。
下は透明なものです。こちら復刻萩硝子の大村益次郎酒盃に似てる。

へへへ。
ま、こんなものでしょうか。

早速家に帰って、このマイ江戸切り子グラスで、
ビールを飲んでみましたよ。

萩切り子とは、またちょっと違って、
“イキ”な味がしました~
13:00  |  萩ガラス  |  Trackback(1)  |  Comment(0)
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